条製品ができるまで
DOWAの金属加工事業は、銅や亜鉛を主原料とする伸銅品の製造から始まり、自動車や電子機器の普及とともに、高性能な銅合金を中心とした製品群への拡大を進めてきました。
ここでは一般的な条製品の製造工程概要をご紹介いたします。
製造工程図
原料
原料

溶解鋳造
溶解鋳造

原料を所定の成分に合わせて配合し溶解炉で溶かします。
溶銅を鋳型に流し込みインゴットを鋳造します。
熱間圧延
熱間圧延

高温に加熱してインゴットのミクロ組織を均質化した後、所定の厚さまで圧延してコイル状に巻き取ります。
冷間圧延
冷間圧延

目的の板厚まで材料を加工し、加工歪の導入により材料の特性を調整します。
熱処理
熱処理

熱処理(析出硬化、再結晶など)により目的とする材料特性を発現します
マスター
コイル
コイル
マスターコイル

めっき
スリット
スリット

お客様の求めるサイズ(幅、長さ、内径)にコイルを切断します。
出荷
出荷
